離れ

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離れます

完全に自分の中で戦じゃんの優先度が下がった。

周りの環境に恵まれ、努力し、自分の入りたい大学に入れた。

そこで時間を割くべきは戦じゃんなのだろうか、出した答えは否である。

勉強したい、色々な人と会いたい、戦じゃん以外の遊びをしたい。

これらの欲望や楽しさ、将来性は戦じゃんに勝る。


隙間時間に兵探ししたりチャットを覗いたり月末ちょろっと参戦したりするくらいなら、せっかくここまでやってきたのだからアリだろう。そう思ってこの5月を過ごした。

まずそもそも「せっかくここまでやってきたのだから」が怖い。もう無限ループである。

また、性分として一つのことに没頭しすぎるので、つい時間を費やしすぎてしまう。被対戦陣形に懲りだし、スナイプを避けるための消化戦略を考え、不平等が生じない殴り方を考える。特に今月はチーム戦に貢献するため0時10万点越えを狙っていたので少しは真剣に考えざるを得なかった。

そして戦じゃんをするか迷うことがストレスなのだ。人は選択することで脳が疲れると言われている。

だから、離れますとここで宣言することに決めた。




戦じゃんは人生だった。

当時ゲームもアニメも全部悪だと思っていた自分が初めてハマったのが戦じゃん。

あまりにも多くの時間を捧げた。論理的思考、パソコンスキル、チャットでの異世代交流、話のネタ(全国1位のパワーワード具合にはお世話になっている)、思い出、忍耐。もちろん得られた物はある。

そして確かに純粋に楽しかった。自分だけの軍団・陣形を作り上げ全国対戦を繰り広げるシステムは最高に面白く、神兵が出た喜びや毎月の熱戦は特に最高だった。実況したり、チャットで話したりするのも楽しかった。

だが、自分を正当化せず率直に言おう。コスパが悪かった。

何事を得るにも苦労や努力や時間が必要だが、戦じゃんはこれらの多大なコストを必要とする。多少の工夫はあれ、かけた時間分だけ良い兵が出る。タダより高いものは無いとはよく言ったものだ。タダであるが故に運営体制が貧弱で、振り回されまくった。

さらに、チャットの空気に流されたり惰性で続けてしまったりして楽しくない戦じゃんプレイをしてしまったこともある。正直、将来性も楽しさもかかったコストに対して割に合ったものではなかったように思う。


戦じゃんから少し離れて、世界が変った。

人と話すのってこんなに楽しかったんだ。アニメってこんな面白かったんだ。勉強ってこんなに楽しくて面白かったんだ。

視界が開けた。一つの世界に固執する愚かさを知った。

もしもこの強烈な体験が無ければ、この教訓は身に染みなかったかもしれない。そういう意味では感謝しなければならない。サンキュー戦じゃん。


良くも悪くも戦じゃんは人生だった。時間奪いまくりやがってコノヤロー戦じゃん、でも何だかんだ楽しかったぜセンキュー戦じゃん。


最後にもう半年しか遊べない戦じゃんな訳だけども、未来のじゃんぶらーに対して伝えたいことがある。これは自戒でもある。

①戦じゃんは面白いが依存性が高すぎる。セルフコントロールの難しさを覚悟して遊ぼう。
この(外部)記事を見るといかに戦じゃんが人を依存症に貶めやすいかが分かる。
https://diamond.jp/articles/-/209526?page=2

②戦じゃんをするかは自分で決めよう。周りに流されず自分を保て。
チャットに入ると交流が生まれ、情報が入り、戦じゃんは一気に面白くなる。だがその一方辞めたくても辞めづらくなる。参戦してくれないと盛り上がらないので皆必至に参戦を勧めてくるのだ。通信合戦は面白く、戦じゃんをせっかくプレイするなら通信合戦に参戦すべきなのは間違いないが、流されるまま戦じゃんし、リアルを捨てることの無いようにして欲しい。冷静に天秤にかけて自分で決めよう。



戦じゃん史上最終戦であるはずの12月戦だけは参戦するかも。少なくともその時にはチャットにお邪魔しようかな。
それまで半年間さようなら。


んじゃ、そろそろ燕は戦国を飛び出して新世界へ飛行するとしよう。
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